77つぶ

先日の夜。布団に入って電気を消すその少し前。

突然、にゃにゃすけ君が泣き出した。

 

どうしたの? とたずねてみると以外な答え。

 

お母さんがいなくなることを想像したら

悲しくなっちゃった。

 

なぜに、そんな想像をしてしまったのかは、不明です。

何か心配ごとでもあるのか、こちらも不安になりましたが、

学校も楽しいと言っているし、友達とも遊んでいるし。

……気がつかないところで、、、本人すら、気づかないところで

ストレスが蓄積されているのかもしれないな。。。

 

当然、まますけもぱぱすけもにゃにゃすけ君に寄り添い、

一人にしないよ、ずっと一緒だよ、と。

ここはにゃにゃすけ君の家。

君がどこに出かけていても、ここに帰ってくれば

ぱぱすけもまますけも待っているんだよ、と語りかけてあげました。

 

そんなことを口にしつつ、一方で、

ぱぱすけやまますけは

にゃにゃすけ君より先に召されるのが自然。

 

いや、現実的には多分、

おじーちゃんおばーちゃん、、、つまり

ぱぱすけの父親・母親が先になるんだろう。

 

そして痛烈に心に突き刺さる。

 

ぱぱすけまますけがいなくなることに

悲しさを感じるにゃにゃすけ。

それ以上に

にゃにゃすけがいなくなったとしたら、ぱぱすけは……。

 

親より先に逝くなんて

そんな親不孝はないと。

 

ぱぱすけは今のところ、

その親不孝だけは回避できています。

 

いつか

帰る場所をにゃにゃすけ君が引き継いでくれるまで

今のこの家を守ることが

ぱぱすけの果たすべき役割です。

 

にゃにゃすけ君の存在は、

自身の命より大切だと

本気でそう思った夜でした。