87つぶ
さて。昨夜のこと。
9時ころに帰宅すると何か様子が変です。
にゃにゃすけ君は一人でリビングにいて
まますけはすでに布団の中。
具合悪い? と聞いてみると
眠い。。。とだけ返事が返ってきました。
にゃにゃすけ君もなんとなく、
気持ちに張りがない感じ。
??? なんか変だ。
夕ご飯を温めて食べ始めたところ
にゃにゃすけ君が背後のテーブルで
モールをいじって何かを作り始めました。
もぐもぐもぐ。
いそいそいそ。
ねじってひねって巻き付けて。
何を作って遊んでいるのかと思ったら
「花」
とのこと。
そして花ができあがると今度は
紙を持ってきて何かを書き始めました。
それが済むとにゃにゃすけ君。
「僕も寝るね」とまますけの隣の布団へ。
ぱぱすけもそのタイミングでにゃにゃすけ君の隣に行き
何かあったの? と聞いてみました。
にゃにゃすけ君、告白。
おもちゃを片付けているクローゼットの中。
整理整頓がまったくできてなくて
まますけをいら立たせてしまった、とのこと。
「僕が悪いんだ・・・」と。
いつもなら明かりを消している時間帯でもありましたし、
消灯して寝るように言い聞かせて、部屋を出ました。
ふと、にゃにゃすけ君がモールをいじっていたテーブルを見ると
何輪かの「花」と、それに添えられた二つ折りの紙片。
紙片には、「おかあさんへ」と書いてありました。
開いてみると・・・
↑
きのうはごめんなさい。
おわびにおかあさんえ
プレゼント!
と書いてありました。
一番上の「↑」の先には
モールで作った「花」が置いてありました。
こんな気持ちの伝え方を
いつの間に習得したんだろう。
既に横になっているまますけ。
まますけが手紙を目にするのを翌朝と想定し
「きのうは・・・」と書き始めているのにも
少しびっくりしました。
本文内の「おかあさんえ」はご愛敬として。
ごめんなさい、と、謝罪の気持ちを
まず最初に伝えていること。
自身の心を表現したかのような手作りの「花」。
そしてそれらを
言葉……音……ではなく
静かに伝えよう、贈ろうとしたこと。
どうしたら気持ちをうまく伝えられるか
自分なりに考えて、この方法に決めたんでしょう。
自分でできることの中から
こんな繊細なやり方を思いつくとは。
ぱぱすけの想像の上を行かれました。
翌朝。
にゃにゃすけ君の手紙と贈り物は
まますけに功を奏したようです^^