45つぶ

4月某日。

にゃにゃすけ君の初登校。

入学式であります。

 

まだ、状況がよく理解できていないであろう

にゃにゃすけ君。

 

保育園とは違う『学校』というところで

新しい、初めての人たちと一緒に

『勉強』したりする……なんて

わかったようなわからないような、

というところでしょう。

 

宿題を典型として

これまでになく、

義務や責任を負うこととなります。

 

その身に背負うものは

ランドセルだけではないのです。

 

口に出してはいいませんでしたが、

心の中には不安や心配がきっと渦巻いていたはず。

 

それでも

ランドセルを背負って

ぱぱすけまますけの前を歩いていく

(学校への道順はもう憶えていました)

にゃにゃすけ君。

 

その姿はなかなか凛々しく、

ぱぱすけの目には

冒険に出かける勇者のように見えました。

 

第1歩を踏み出したばかり。

武器も盾も鎧もなく、

かけだし勇者というよりも

まだまだただの平民です。

 

でも、第1歩は踏み出されました。

 

先週末の天気予報では

入学式の日は雨マークでしたが、

当日になってみたら晴れ。

陽の光が暖かい1日となりました。

 

桜の花もいいところ咲き誇り

入学式の日としては上々の1日。

 

まずは小学校6年間の1日目。

暖かい日差しと淡い桃色の桜の花は

その1日目を飾る、祝福の狼煙。